2011年6月26日

エネルギーのこれから

「危ないかもしれない」と言われてきた原子力。
2011年3月。遂に「危ない」事が日本においても事実となった。
そして、それは2011年6月になっても、その事実に変化は無い。

■なぜ、原子力がダメなのかを自分の理解のために整理してみた。

1.発電量に見合わないリスクとコストを持つ原発。
 ・消費地から離れたところに作るため、火力発電に比べ送電ロスが多い。
 ・開始から40年経ってなお施設の終わり方が決まっていない。
  そのコストはしばしばおざなりにされる。

2.地域を補助金という麻薬で弱体化させる原発。
 ・補助金の算定根拠は減価償却されていく原子力施設の簿価に拠る。
  だから、原子力によって忌避されて他の産業が根付かなくなった
  地域は、目減りした簿価の分だけ、原子力関連施設を増やし続ける。
 ・麻薬は自治体長に「奇形児が50年後に生まれてきたって良いでは
  ないか」と言わせ、100年後には、大きな事故が無くともその地域
  は原子力の墓場になる。

3.原子力は、制御そのものが出来ないのではなく、制御するための運営が
  出来ない。
 ・襟を正して、だめなものはだめ、危ない行為は危ないと言える役割の人は、
  直接的にはお金を生み出さないように見え、大事にされない。
  そして、Yesマンだけが残り「危ないのでは」と言えない組織になる。

■原子力に肯定的な人の発言。

 事故から、2ヶ月の間ツイッターでの呟きを眺めてきた。
 
 その中には、
 「輸入に頼る高コストな火力を使うと経済が破綻するから原子力がいい」
 「原発に「福島」なんて名前をつけるから、事故がおきた時にイメージが
 悪くなるから地名は付けない方がいい」といった、本質から目を逸らした
 ツイッターの呟きが見受けられた。

 まず、原子力燃料も全て輸入している。そして、石油と比べたときの原子力
 の利点として、使用済燃料から抽出したプルトニウムを使って発電する、
 プルサーマル発電がある。
 しかし、得られるメリットと比較して事故がおきたときののリスクが著しく
 大きいことから、世界中でどこも実用化に至っていない。原発信仰の強い
 フランスでさえ。
 石油を燃やし排ガスを出す火力発電。原子燃料を燃やし、放射性廃棄物を
 出す原子力。平常時には、いずれも大きな違いは無い。
 だが、プルサーマルの考え方の危険性や、事故が起きたときの被害と
 継続性には大きな違いが有るように思う。

 名前の件もそもそも事故が起きないようにする事と、起きた時にいかに
 最小化し許容できる範囲で収束できるようにするかが本質的な話。
 ろくにリスク管理もせずに世間体ばかり気にする発言は、大事な議論を
 空転させる。

■なぜ、今回のような大事故に至ったか。

 思うに、経済や会社の原理原則に則って電力会社を運営すると、早かれ
 遅かれ今回のような事態になっていたと思う。
 出費を抑え、収入を最大化する事が使命である株式会社。一方、公企業
 の側面を持つ電力会社では、収入は無暗に増やせない。
 ならば、出費を削るしかない。
 
 施設のメンテを止める、余分なコストのかかる安全対策を推進する審査
 機関を潰す。少ないリソースをギリギリまで使う。
 程度の違いこそあれどこの企業だってそう考えるし、そうするだろう。
 それが、外部への影響を持たない企業なら良い。
 火力発電だけなら大火災だけで済んだのだが、原子力を持っていたが
 故に始末に終えない事態となった。

■今後すべきこと。
 ・経済ルールに沿った処理
 ・審査機関の第三者化
 ・発送電の分離
 ・送電技術の革新

  今回の事故を清算、総括して原子力部分の収支をはっきりさせ、
  仕組みとして再発防止できるようにする事。
  スマートグリッド、高温超伝導技術など発電と消費の間でも出来る
  ことを進めていく。

 高度成長期に、火力以外の選択肢を持ちたかったという背景もあって、
 進められてきた原子力発電。だが、もう「お金の無い日本」で原子力が
 合理的な選択なのかもう一度、立ち返って考えるべきなのだろう。

 国民は、冷静でありたい。

2011年2月27日

ニューヨークの旅【5日目~11日目】

【5日目】
11:00 自由の女神のある島へ向かうため、バッテリーパークのフェリー
  乗り場に向かいます。
  予めインターネットにより、チケットを予約します。
  わざわざ予約する理由は、自由の女神の内側に入り、王冠へ登るためです。
  王冠の中を見るには予め予約する必要があり、1時間あたり最大10名3組
  の8時間分しか許可されないため、一日あたり24~240名しか入ること
  が出来ません。

  そんなレアチケットのため、当日に登りたいと思っても、登れません。
  とはいえ、予約は持っているので、堂々とチケット窓口で交換してもらい、
  王冠にアクセスしました。

  流れとしては、名前入りのチケットを窓口で発券、セキュリティチェックを
  受けてフェリーに搭乗します。
  自由の女神の島のインフォメーションカウンターで、ネット予約時の名前と
  名簿を付き合わせし、腕に紙のリストバンドを巻いてもらいます。

  それからカメラ1個以外を荷物をロッカーに預けます。
  ロッカーは、1回2時間$2。
  支払い後ちんたらしていると、エラーになり、入れた$2が無効に
  なります。
 
  鬼システムです。

  返せ、$2返せ。・・・ああ、大事な$1札が二枚も。。

  更に、2回目のセキュリティチェックを受けます。
  その後、更に何度かチェックを受けながら階段を登り、やっとの思いで、
  王冠にアクセス出来る訳です。
  厳しい仕組みですが、WTCが狙われた訳ですから、アメリカの象徴である
  自由の女神へのセキュリティを考えれば、当然のことです。
  王冠の中が思っていたより小さかった事を経験できたことは、
  とても良かった事です。

  なお、今年の7月を過ぎると一旦クローズとなりますから、
  ご興味のある方はお早めに。
  平日でも半月前には予約は一杯になりますし、今後は駆け込み需要が
  高まると思います。

  エリス島はあんまり面白くありませんでした。
  時間が無ければスキップしてもいいと思います。

16:00 サークルラインクルーズ(2時間)に乗るために、ミッドタウンの
  西側の船着場に向かいます。42st 8avのあたり。

  マンハッタンの周りを2時間かけてぐるりと回る良いツアーです。
  冬の16時からなので、夕~夜の日没の間と重なります。夕焼けに重なる
  自由の女神を写真に収める事が出来るベストな時間帯のツアーです。
  また、徐々に明かりがともるビル群、美しい橋を見ることが出来てとても
  良いのですが、寒い。
  ともかく寒い。パネェっす。
  天気予報では、ー13℃、体感ー18℃と予報を出していましたが水上を
  移動する船なので更に寒い。5分以上は外に居られませんので、船内と
  デッキを行き来しながら写真を撮ります。

  途中で、どこぞのカップルの彼氏が写真をお願いしてきたので、いいよって
  言ったら、もう一人も彼氏だった件については、まあ、その、
  なんというか、自由の国という事でもありますしそっとしておきましょう。

20:00 レストランで食事をアメリカで初めてしました。チップの仕組みが良く
  判っていなかったのを察してか、Good=15%、Excellent=20%って紙に
  書いて教えてくれました。

  が、ウェイトレスの子も新人で良くわかってなくて、レジの処理の仕方を
  間違えて持ってきました。
  この結果、マネージャとおぼしきオバサマに、ウエイターの子と一緒に
  一生懸命説明する羽目に。
  まあ、ウェイトレスの子が可愛かったので、全く問題ありませんでした。

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【6日目】
AM ニューヨークにあるデパートめぐりをします。
 ・JCPenny(34st)
  微妙に安いアメリカ全土に展開するデパート。衣料品が充実しており、
  メンズも結構多く取り扱っています。
  店は、地下鉄に直結しており。地上2階~地下2階が売り場。
  特に欲しいものはありませんでした。

 ・21Century(ロウワーマンハッタン)
  ブランドモノがメチャ安い。4,5万円買えば、
  飛行機代(エコノミー)の元が取れるぐらい安い。グラウンドゼロの隣り。
  スピーカー内蔵のイヤーパッドやマフラーなど他の店では余り扱って
  いない商品も充実しています。非常にお勧め。

 ・Mrcy's(34st Penn Station近く)
  レディースものしか見当たらず、良くわからんのですが、
  大きい店舗なので、おそらくいろいろ有るのでしょう。
  2階以上に残っている木製のエスカレータは一見の価値あり。

14:00 グッケンハイムミュージアム
  展示入替中に付き、$10でオーディオガイドのオマケつきだった。
  コルビジェさんのデザインは、目的に基づいて設計した結果があの美しさ
  なので、「機能美」とはこの事だと思った。
  本売り場で、絶版にした本が投売りされていました。
  定価$40が$5とか激安だったので、ハイテンションで2冊買いました。
  その内1冊は、グッケンハイムミュージアム自体の紹介で、
  しかも日本語で書いてある本なので、超お買い得。
 
16:00 センパ
  広いなぁ。名古屋よりもずっと広いし、地下街も無い。
  グッケンハイムから西につっきっただけなので、
  日中なら、治安の問題もありませんでした。
  とはいえ、ハーレム地区と隣接している公園でもあり、警察は
  結構多頻度でパトロールをしていました。

18:00 SUSHI!で食事
  寿司4巻(まぐろ2艦、サーモン1艦、エビ1艦)、
  カリフォルニアロール4巻、かき揚うどんで、$15。

  高い。

  味はまあまあ。

  最初、ツナって書いてあるから、シーチキンの軍艦かと思ったが、
  マグロの寿司だった。
  そういえば、マグロは英語でツナだもんな。
  うどんはOK、結構麺はうまい。つゆはやや甘めの京風テイスト。

20:00 オペラ座の怪人
  本当は明日見るはずのオペラ座の怪人。しかし、ダブルブッキングさせて
  しまったため、TKTS(当日券売所)で当日券を購入し鑑賞しました。
  前半は猛烈に眠かったが、後半はなかなか良かった。

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【7日目】
10:00 MoMA(2回目)
 前回は時間切れだったので、見直し。MoMAは丸1日必要。
 しかも、肝心なモダンアートやアーキテクチャの部屋を見落としていたので、
 再訪してよかった。
 ただ、MoMAはやっぱ高い。入場料が$20、土産ちょびっとで、+$25。
 あっという間に4000円掛かる。まあ、それだけのものはあるし
 1日つぶせる事を考えれば安いけど、1日割けない場合も有るので、
 $12ぐらいの半日券ほしいところ。

14:00 オペラ座の怪人(2回目)
 なぜ2回目か。今回が本当の予約の日なのです。
 ただ、ヘリ観光とダブルブッキングさせてしまったので、昨日改めてチケット
 を購入して見たが、1回目の観劇後に「今日は雪のためフライトキャンセル」
 の案内をメールで受け取っていたことを把握しました。

 そこで、捨てるつもりだった今日のチケットも「見れるのなら勿体無い」ので、
 2回目を見ることにしました。
 すると、この公演が「23周年記念の公演」で、公演終了後にテレビクルーや
 雑誌記者が通路に押し寄せて、主人公の怪人が挨拶するわ、
 総監督が挨拶するわ、ケーキカットをするわで、大騒ぎ。
 雪のおかげで、特別なブロードウェイに立ち会うことが出来ました。
 昨日の観劇も、シナリオの予習になったので、今回はせりふや歌の内容に
 耳を傾けられたので、まあ、結果的には良かったな、と思いました。

19:00 グランド・セントラル駅
 素晴らしく立派な駅舎。
 やはり、その地域を代表する建造物は、屋根が高いと素晴らしく感じます。
 一方で、ホームは地上と地下の二層構造で質素な作りでした。

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【8日目】
AM 大雪。
 昨日からの大雪で朝から交通機関はマヒ状態。
 セントラルパークは歴代6位の積雪量なのだそうだ。
 それでも朝9時を過ぎたころには、地下鉄は大体復旧。
 バスは相当な遅れを持って動き出しました。
 ニューヨークと近郊を結ぶ鉄道は遅れや運休をしていますが影響なし。
 青森と同じような環境の割には、ニューヨークの交通機関は
 結構、悪天候に弱い。

12:30 ヘリコプターでマンハッタンを展望 
 ロウワーマンハッタンのピア6はヘリコプター乗り場。
 セキュリティチェックを受け、荷物を預け、救命胴衣を着けて搭乗。

 生まれて初めてのヘリコプターは(パイロット込みで)5人乗り。
 幸いにも窓側の席を用意してもらえました。
 浮上する感覚はとてもソフトで、特に気持ち悪いとか飛行機みたいに
 Gが掛かるという感じはしません。
 いとも簡単に高度を上げていきます。会話もヘッドセットで出来ます。

 まあ、英会話は出来ませんけど。

 早速ヘリは、自由の女神の鼻先へ向かいます。
 鬼のようにシャッターを切りまくり上空からの自由の女神を見学します。
 これで自由の女神は、地上、船、内部、上空から眺めることが
 出来ましたので、完璧です。

 また、マンハッタンの街並みや、橋を見ることが出来たのも良かったの
 ですが、一番良かったのは、再開発が始まったばかりのグラウンドゼロ。
 もう立ち入ることは出来ませんでしたし、
 今後は、その傷跡は徐々に見えなくなっていくでしょうから。

14:00 ブルーマンチケットの発券
   現地からPCを使いチケットマスターで予約したチケットの受取りに
   必要なのは、決済した時のカードだけ。
   プリンターが無くてもOKなので、現地からのオンライン予約でも
   問題ありません。
   ネットが使いこなせる人は、座席の確定まで出来るオンライン予約
   がお勧めです。
   日本は大体印刷したものを求められますが、流石アメリカ。
   合理的です。

16:30 ロックフェラーセンター
   寒い。エンパイヤとタイムズスクエアが見えるのが良かったですが、
   そろそろマンハッタンの街並みも見慣れてきました。

20:00 ブルーマングループ
  まーまあ。メインは演奏というより客弄りがメイン。
  金メダリストが来てるから、拍手とか。
  あと、日本人カップルが弄られていたのがなかなか面白かったです。

  クラブとかテクノサウンドが好きな人には物足りなく、格式ばった
  オペラや上品なブロードウェイが好きな人には斬新に感じるのでは
  ないかと思います。

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【9日目】
  タイムトラベルは楽しい、メトロポリタンミュージアム♪

  ビックカメラが専門店の集合体なら、
  メトロポリタンは美術館の総合商社。

  全米が泣いたはウソ臭いが、
  全館を回るのに一週間掛かるは本当っぽい。
  しかも、全館を制覇しても更に別館があるという罠も。

  結局10:30~20:00まで滞在し、食事を美術館内で
  2回したが、それでも全ての部屋を回りきることは出来ませんでした。
  ともかく、広すぎる。

  テーマを絞ることと、ボランティアのガイドさんにお願いすることは必須。
  独力で作品を理解するのはものすごく時間が掛かるし、ポイントを
  見落とす可能性があります。
  実際に、日本語でガイドして頂き、1時間のハイライトツアーに参加
  しましたが、ゴッホの自画像やら、教科書で見たことのある作品を
  大量に「スルー」して、ハイライトを紹介いただきました。
  
  日本だったらうやうやしく展示するクラスの作品にめちゃくちゃ近づいて
  鑑賞が出来るし、原則、写真もOK(フラッシュはNG)。

  しかもガイドの方は、認可制のボランティアの方だった。
  いい人生送ってらっしゃるなぁ。

  この展示量で、収蔵作品の1/4だなんて。。。

  日本の美術館も細々と林立させるのではなく、
  まとまった大きさの美術館にした方が良いのではないかと感じました。
  上野と六本木が有力な感じですね。

  今日、KAWAの中の美術館ランキングの序列が変わりました。
  メトロポリタンが完璧に1位です。

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【10日目】
8:00 NYペンステーション。
  アセラエクスプレスは、定刻から4分遅れで出発。
  目的地は、ワシントンD.C。
  かなり快適な列車は、途中、フィラデルフィアと聞いたことのある
  地名の都市を経て、2時間47分でニューヨークから
  ワシントンD.Cユニオン駅を結びます。
  
11:00 タクシーでリンカーンメモリアルへ
  ユニオン駅で買った地図を運転手に見せて、ここへ行ってとお願いし、
  リンカーンメモリアルへ。
  英語が話せなくても、簡単な単語を選んで運転手は、有名な観光スポット
  を教えてくれます。
  相槌のレパートリーは増やしておきたいな、とは思いました。
  リンカーンメモリアルは、白色の大きな建物で、なかなか立派です。
  オフシーズンにも関わらず、多くの観光客で賑わっていました。

12:00 ホワイトハウス
  徒歩でホワイトハウスへ。結構小さい。
  土曜日だったので、ノッチは留守のようでした。
  ただ、感心したのはホワイトハウスと国会議事堂はまっすぐな道路で
  結ばれており、大統領が国会議事堂を眺められるように都市整備されて
  いました。このセンスは見習うべきだ思います。

13:00 スミソニアン本館
  キャッスルと呼ばれているところで、事務局的な位置づけです。
 
  スミソニアン航空宇宙館
   博物館群の目玉で、航空機や戦闘機、ロケットなどが展示
   されています。まあ、それだけですが。

  スミソニアンアート館
   美術品を収蔵する館です。メトロポリタンほどではありませんが、
   結構大きいです。

  スミソニアン動植物館
   ニューヨークで見たような感じです。1年分の美術館と博物館を
   短期間で見続けてきたので、ちょっと飽きてきました。

  国会議事堂
   マイケルムーアは居ませんでした。

  駅の中のレストラン
   食事をしていると、駅の中のレストランのオヤジが、
  「おー日本人か、日本人の友達に新幹線のビデオ送ってもらって
  見たけど、すげーな!速ぇし、静かだし、揺れねぇし、綺麗だし。」
  と褒めてくれたので、「ぜひ、新幹線を買ってくれ」と営業しといた。

  まあ、見たビデオが、西武の通勤ラッシュビデオで無くて良かったなぁ
  とも思いましたが。

  アムトラックでニューヨークへ
   アセラではなく、ノーザンリージョナルとかいう列車でニューヨーク
   に向かいます。
   そんなに停車駅数は多くないので、時間的にはアセラエクスプレスと
   大きく変わるわけでは有りません。コーチ席(普通席のこと)も結構
   快適で、ウトウトしているとペンステーションに到着。
   価格は圧倒的に安く$49。

  夜中の地下鉄でペンステーションからホテルへ
   0時を回った時間に一人で、地下鉄とか。
   数年前の治安だと考えられない事ですが、無事ホテルまで帰り着く
   ことが出来ました。

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【11日目】
ホテルをチェックアウト
  チェックアウトは、ちゃんとオンラインで示された予約の金額での
  支払いで済みました。11泊で1000ドル。
  円価換算で8.3万円でしたので、1泊あたり7500円
  といったところ。

  アメリカのホテルは、一般に部屋単位の価格設定なので、
  1人で行くと高くつきますが、ドル高も手伝って、
  ニューヨーク州で、地下鉄1本でマンハッタンへ
  アクセス出来る立地に結構安く泊まることが出来ました。
  
自動運転の空港アクセス列車でコロンビアからJFKへ
  $5。快適。

JFKからLAXへ
  アメリカン航空で、飛んできたルートを折り返します。航空運賃は安いの
  ですが、空港内のレストランや有料の優先搭乗オプションなどは
  ちょいちょい高め。
  まあ、それでさえも日本に比べれば十分に安いのですが。
  この便では、隣の席は空いていたので、とっても楽に移動できました。

ロサンゼルスで、ハリウッドを軽く見学
  FLY AWAYという空港バスに乗り、都心へ。
  都心から、ハリウッドへ向かいます。
  そこから地下鉄にのりハリウッドへ向かいますが、
  ロサンゼルスの地下鉄は、改札はあるけれど、切符を入れるところが
  有りません。

  しかし、中途半端にSuicaみたいのは導入されているので、日本人は混乱
  すると思います。
  それでも基本的には性善説に基づいたシステムです。

  ハリウッドは、渋谷のような所だと感じました。
  全米の田舎者が集まっておしゃれキングを目指すぜ、みたいな。
  日本語の会話もあちこちでされていましたし、一層そのように感じました。
  
LAXに戻り、出国審査を済ませスターアライアンスラウンジにてまったり。
  シャワーが使えるのは便利だけど、使うためのシステムはリストに登録
  して、順番待ちをするという仕組みでした。
  トイレもシャワーも、フロントの許可が必要です。
  やっと慣れたましたが。

LAXからHNDへ
  ANAの羽田行きは、空港内をバスで移動してデッキに向かいます。
  ビジネス、エコノミーの2クラス制の機内へ。

  ビジネスとファーストの違いが初めてここで解りました。
  ファーストはキャビンアテンダントより大半のサービスが提供され、
  オンデマンド度合いが高いということ。
  まあ、ビジネスでも十分すぎるぐらい快適なのですが。

HND
  到着後は、アライバルラウンジを初めて使い、
  真っ当なオニギリを食べる。日本っていい国だと思う。
  そして、始発の京急に乗り自宅へ戻り、人生2度目の海外旅行を無事に
  終えました。
 

旅のあらましは、以上になります。
次回は、Kawaの感じたアメリカ事情をまとめてみたいと思っています。

 

2011年1月24日

ニューヨークの旅【4日目】

今日のメインイベント、ブロードウェイミュージカル「Lion King」が
始まるまで時間があるので、まずはその間にマンハッタンを見れるだけ
見ようと思い、ニューヨークの顔タイムズスクエアへ向かいます。

タイムズスクエアは、南北にそれぞれ
「テレビで見たことのある電光掲示板」があります。
そのうち南側にあるのが、「東芝ビジョン」です。
そしてそれを取り巻くように凄まじい量のLED電光掲示板がビルの
壁に取り付けられています。
渋谷のスクランブル交差点を遥かに凌ぐ電光掲示板の量。
圧巻です。

世界の交差点という言葉は、大げさではないように思います。
地下鉄も7路線が乗り入れていますし、ロイターやブルームバーグなど
の大手の通信社やAT&TやVerizonなどの通信キャリアがひしめき、
大きなミュージカル劇場や洗練されたレストランが立ち並びます。
H&M、FOREVER21、スウォッチなどのファッション性を重視するカジュアル
ブランドが旗艦店を出店し、ブランド価値を高めています。
デジタルな情報も、デジタルでは表現できない感性に訴える情報も全てが
タイムズスクエアという空間に集まります。

ただ、冬で雪がちらつく季節でもあり、ずっと外にはいられないので、
スタバでコーヒーを飲みます。椅子はありません。
トールのブレンドコーヒーが$1.5と安いのですが、カフェモカが$5で
日本と比べると、高い。
3日間過ごして感覚的に、ニューヨークの物価は為替が85円/$換算で、
東京の1.1倍ぐらいです。アメリカだから物価が安いというわけではなく、
日本から来ているから何とかなっているという感じ。
ちなみに、スタバでは無料Wi-fiが提供されているので、通信環境を
持たない観光客には非常に貴重なスポットです。

ブロードウェイミュージカル「Lion King」は、13:00開演なので、
30分前ぐらいに入場します。
オンラインで予約して、最前列の真ん中(オーケストラ席の真ん中
ブロック)を$147で購入しました。

世界で一番有名なブロードウェイで、
一番評判の良いライオンキングを、
一番前の席で見ました。
もう「これ以上」はありません。

最前列は凄いです。
しょっちゅう目が合うし、英語が聞き取れなくても表情から感情が
読み取れる。 役者の歯の当たる音、小さいシンバが
シーッっていう音すら、スピーカーを通さなくても聞こえる。
1000名が入る大きなシアターにも関わらず、目の前2mで演じられ、
1m横の通路を次々に走り抜ける。
役者と舞台下に隠れるオーケストラ奏者のタイミングを取る指揮者の働き。
日本では滅多にお目にかかれない、「完璧なショー」がここにはありました。

タイムズスクエアを後にして、ウォールSTへ向かいます。
日曜の夕方なので、人気はありませんが「ウォール」といわれる由縁は
理解できました。ただ、NYSEは見つけられなかったので、また今度
来ることにしようと思っています。
ウォール街で見つけた良い店は
「GRISTEGE'S」という街中にあるちょっと小さなスーパーです。
このスーパーは、日本の普通のスーパーと同程度の品揃えの店ですが、
特に、野菜類が充実していて$5のサラダボウルは、奇跡の出会いです。

QUEENS地区の駅周辺にはそういう店はありません。ファストフード店ばかり。
ミッドタウンもファストフード店か、高めのレストランしかありませんので、
「食」に関して言えば、手ごろな値段で日本は素晴らしいものが食べられます。
日本人の9割ぐらいが、ニューヨーク市民の富裕層と同等の食事をしています。
ちなみに、ニューヨークには日本ほど充実したコンビニありません。
雑貨店が多いので、食べ物に困ります。

ニューヨークの旅【3日目】

まずPENNステーションに向かいます。
後日乗る予定のワシントンDC行きのAmtrakのチケットの発券のためと、
移動時間の目安を確認するためです。
Fラインの地下鉄で34avまで行き、PENNステーションのキオスク端末で発券
します。
印刷したバウチャーのバーコードをかざせばあっさりと発券できます。

次に、エンパイヤステートビル。今は世界で7番目の高さだそうです。
CITY PASSを購入します。$79で6箇所回れます。
通常の入場券で86階まで登れますが、$15を追加すると、102階の特別
展望に登れます。
また来る手間を考えると、$15出したほうが良さそうなので、追加してチケット
を買います。
100階以上の高層階に行ったのは初めてです。
空に向かってそびええ立つマンハッタンのビルが全て眼下に見えるのは
すごいことですね。

次に、今回の旅の主目的であるMoMAへ向かいます。ミッドタウン内なので、
歩きます。
ちょっと大通りから入った所に、周囲に馴染んで佇むMoMAが見つかったとき
には、達成感と実感が湧いてきます。写真じゃないんだ。
東京だと森美術館も都会の現代美術を扱っている貴重な美術館ですが、
MoMAは、規模で言うと5~6倍の大きさです。
パーマネントコレクションである展示に、ピカソ、モネもあります。
しかし、それらよりアンディウォーホルを大事に展示しているあたりが、
現代美術の最高峰、MoMAだなと思います。
結局、3時間では見切れず、日を改めて来る事にしました。

また、地下鉄に乗って帰ります。いつものFラインではなく、Eラインの終点
まで向かい、コロンビア駅の周辺で食材をゲットするため、乗り通します。

すると、突然、車内の4人組の黒人女性たちが歌い始めました。
ラップ調で「次は終点!」みたいな事を歌い、サビのところでハモる。
スーパーや露天の店員はよくBGMを聞きながら歌っているし、地下鉄待ち
でも鼻歌を歌う。NYは歌う街なんだと感じます。
Eラインの終点のコロンビアセンターは、黒人が9割近くを占めていますが、
そんなことは気にせず街を闊歩しますが、結局、スーパーは見つからず。
ピザハットでまたピザを買います。
ヤバイ、絶対ヤバイこの食生活。

明日は、ブロードウェイへ行ってきます。

2011年1月22日

ニューヨークの旅【2日目】

9:00 ホテルの朝食を食べる。
パン、ドーナツ、パンケーキ、バナナ、シリアルが並びます。
日本の朝食と比べると、シンプルというか、なんというか。
パン、チョコドーナツ、パンケーキとコーヒーを戴くが、
ドーナツが余りに甘すぎて半分残す。
更に、時差ボケのせいか、気分が悪くなりぐったりします。
「Do not disturb」の看板をドアにかけて、ベットで寝ました。

暫くすると、フロントから電話が掛かってきて
「ルームクリーニングはどうする?」って聞かれたので、
「ノーサンキュー」と答えると、ため息をついていた。
予め連絡を入れるのが作法のようです。
時計を見ると、4PMでした。
やはり、体内時計は日本のまま。

夕方なので、食事をすることにしようと思い、インターネットで
近所のバーガーキングを検索します。
スマートフォンのGoogleMapを使えば、まるで東京にいるかの
ように、近所のバーガーキングまでのルートを示してくれます。
こんなに便利なら、モバイルルータの調達をすれば良かった。

雪の降る街をバーガーキングに向かって歩いていきます。
本当は体調も良くないので、暖かいものと、野菜を猛烈に食べたい。
今は、ワッパーの気分ではない。。。
すると道中で、SUBWAYを見つけました。
アメリカのSUBWAYには「パーソナルピザ」なるメニューがあり、
「べジーピザ」にすれば、暖かい野菜が取れる。
困ったらここに来よう。

18:00 食事をすると、調子が戻ってきたので、出かけることにしました。
最寄の地下鉄駅まで行き、Unlimited 7daysPASSを購入。$29。
本当は14DaysPASSが欲しかったのですが、券売機の選択肢に出てきません。
窓口は無人だし、暫く悩んで7DaysPASSを購入しました。
$10ぐらい余分な出費です。
Fラインに乗れば、QUEENS地区から30分ぐらいでマンハッタンの
中心部に到達します。
中間部分は、急行運転なので結構快適に進みます。
目的地はスーパーです。
GoogleMapで「Wallmart」の場所を聞くと、3St 57avに有ると言うので
行ってみましたが、無い。
あきらめて、写真を何枚かとって、ホテルに帰り調べると「Walmart」で
検索しないと、正しい場所を示さないようでした。
GoogleMapも万能ではありませんね。

明日は、CITYPASSを買って、いよいよ名所めぐりをします。

@ホテルにて 21-Jan-12 23:21

2011年1月21日

ニューヨークの旅 1日目(続き)

長い一日でした。人生で一番長い1日でした。物理的に。

17:05に成田を出発したのに、日付変更線を跨ぐので、
同日の9:30にロサンゼルスに。
アメリカに入国して、30分でメキシコのオバちゃんに道を尋ねられる。
答えられたけど。

そして、13:45にニューヨークに向けて出発。
22:30にJFK空港に到着、タクシーでホテルへ。

ホテルでは中東系のフロントマンの喋る英語と、英語が喋れないKawaで
バトルを繰り広げ、何とか予約の部屋をゲット。
-13℃まで冷えるNYで宿無しはマジで死んでしまう。

近所のDELIで簡単な食べ物を購入。
東欧系の店主のオッサンが、「フィリピン人?」って聞くので、
「ジャパン」と返すと、「日本人は頭いいよな」みたいな反応だった。
半分ぐらい英語わからんくても、コミュニケーションなんざ取れるんだな。

8時間の搭乗待ち、14時間の飛行機の移動で疲れましたが、パッケージを
使う事無く全てオンライン予約で、組み立てた旅行は走り出しました。
眠い。。

@QUEENS地区のホテルにて

2011年1月20日

ニューヨークの旅【1日目】

1月20日12:00 京成上野。
Skyliner29号は、地下ホームを出発し、トンネルへと向かう。
地上に出ると、グングンと伸びていく東京スカイツリーを右手に
京成本線をゆっくりと走り抜けます。
新線に入ってからは、高速運転ながら快適な車内となり、ウトウト
していると車窓はあっという間に成田近郊の田園風景となりました。
速い。

Skylinerは、成田空港の専用ホームに入線します。
そこから、4階のauで海外用の携帯電話をレンタルを済ませ、
ANAのチェックインカウンターで搭乗手続をします。
そして、出国手続を行いANA SUITE LOUNGEへ。
簡単な食事(ポークソテー、ムース、サンドなど)、
ワイン、ウィスキー、生ビールサーバーが用意され、
80席程度のフロアにまったりと時間が流れています。

他を知らないので、他のラウンジと比べようが無いのですが、
過剰に豪華という感じではなく、合理的な快適さを感じられるラウンジです。

15年振りぐらいの海外旅行は、ニューヨークから始まります。
 
ロサンゼルスで乗り換えを1回して、ニューヨークへ向かいます。

@成田空港

2011年1月 3日

情報の選び方とすべきこと

本業が盛り上がっており、なかなか更新する機会も減りました。
まあ、それは言い訳で、気力の問題なのですけれど。

先日、国立市の一橋大学で安藤忠雄さんの基調講演を
聴く機会がありました。
話は、非常に中身の濃い1時間で、流石、安藤忠雄だなぁと感じました。
日本の抱える課題の本質を、ズケズケと笑いを交えて発信していました。
その発言は、「評論家」としてではなく、行動を伴う「クリエイター」
としての発言であり、説得力の強いものでした。

その中で、1980年以降に生まれた人は駄目だという意見を
述べておられました。
Kawaも駄目なヤツに入ります。
趣旨としては、大学まで行くのに必死で、大学に入った頃には
意識朦朧となっている。
一方で、成長するアジアの国から安藤忠雄の設計事務所に
見学に来たヤツは、何か自分のものにしようという気概で、
捨てようとしたボツの模型を持って帰るヤツまでいた。

中国で、講演会をやったら2000席の会場に、主催者が
正規チケットを2500席売り、さらにコピーチケットが出回って
5000人が詰めかけた、というめちゃめちゃな話をしていた。

安藤忠雄さん自身の歩んできた経歴を考えれば、今の
日本人には「情熱」が足りないんだというのが、言いたい
ことなのでしょう。
その点については、私もそうだと思います。傍観者が増えすぎた。

ただ一方で「若い者は駄目だ」の一言に、ああ、きっとネットはまた
いつもの反応をするんだろうなぁ、と言う思いも脳裏をよぎりました。

そして案の定、2ちゃんねるのまとめサイトの有名どころで、取り上げられました。

 建築家・安藤忠雄氏「80年以降に生まれた若者はダメ」「70、80の老人が引退したら日本は困る」
 http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1581688.html
 

実際の1次元(安藤忠雄の講演会)の情報と、
5次元(安藤忠雄の講演会
    →マスコミ記者
    →記事を2ちゃんに投稿する人のフィルタ
    →2ちゃんの意見
    →まとめサイトの管理人のフィルタ)
の情報の両方を知っていると、全くの論点の違いに驚きます。

「1980年以降に生まれた人は駄目」というのは、所詮焚きつけるための
煽りであり、メッセージの本質は、「周りの人からの施しを待つのではなく、
自分から一歩踏み出そうぜ」ということです。

それを「また年寄りが若者をバカにしているぜ」という、水戸黄門並みのベタな
メタファーに嵌め込んで、同じ切り口で繰り返し取り上げる。
かれこれネットを15年間見てきましたが、最近は書きたいことを書く
メッセージ性の強い情報発信は減り、
「ネットユーザが好きな話題をピックアップ」して並べるサイトが増えました。
どちらかという言うと、メッセージ性の強い人はツイッターに流れています。

「マスコミは一部だけを切り取って鬼の首を獲ったように騒ぐ」とネットは
批判をしたが、結局ネットユーザも「同じ行動」を取っている。

こういう状況だからこそ、合成肉のステーキのように加工されて本物の
風味を失った情報を鵜呑みにせず、土の付いた人参の香りを嗅ぐように
情報を取捨し、見識を持って、行動に移すことが大事なのだと思います。

行動するのは勇気のいることですが、行動しないことは危険な事でもあります。

1次情報に近いところに身を置くこと、実際に行動すること。
これが、自分の理想の未来に繋がる確実な手段なのではないかと思います。

本年もよろしくお願いいたします。

2010年11月 3日

スカイツーリング 2010

ロマンスカーなう。
9月中旬に今年も北海道へ行ってきましたので、その旅日記です。

1日目:羽田-新千歳-百人浜
 初めての羽田空港からのスカイツーリング。
 中部国際空港からの便が今年は無いので。
 家を出て、空港まで行ったはいいいが、羽田空港内の
 道路は分かりにくい。
 くるくる回って、何とか目的のオイル抜きと荷預けを完了する。
 同便でスカイツーリングを使う人と話をする機会がありました。
 飛石連休のため、バイクは7日間北海道にいるが、人間は
 東京と北海道を2往復するというすごいアクロバティックな計画でした。
 そこまでするか!という気もするが、スカイツーリングのために、
 東名を使って岐阜からバイクをもって来たkawaなので、分からなく
 もない話ではあります。

 飛行機は初めてのB747-400。
 中部国際空港発の便は殆どが767、737なのだが、
 ジャンボジェットは揺れないなと感じます。
 プレミアムクラスは、予約の時点で満席。残念だったが、
 羽田-新千歳間の飛行距離は結構短く、窓からの景色を見て
 いると、あっという間に到着。

 到着後は、バッテリーへのプラグを接続し、同便で飛んできた方
 と会話をして、北海道の原野に向かって、バイクを走らせます。
 去年はアクシデントで、出来なかった襟裳岬の近くにある百人浜
 でのキャンプ場へ。
 羽田発のスカイツーリング対応便の始発であったため、
 走り出しは14:00。
 18:30には到着することができました。
 百人浜キャンプ場は管理人がいて、芝生で、良い感じ。
 周りが暗くなる前にキャンプの支度をする事が出来ました。
 夜は雨が降ったが、岬の割に風は無く、良い初日。


2日目:百人浜-釧路湿地-向陽台-国設羅臼温泉野営場
 朝は、雨がやんでいたので、荷物を楽に纏めることができた。
 今日は走行距離が370kmと長い日で、道中での見どころも
 多くあるので早速釧路へ向けてバイクを走らせます。
 襟裳岬から釧路までの道は結構よく整備されていて、ストップ
 アンドゴーが少ないのでらくちん。
 まずは、釧路湿原。見渡してみたけどよくわからない。
 もう少し時間をかけないと、良さは分からんのかもな。
 向陽台へ向かうと、雨が強くなり、写真やテレビでよく見る
 光景は、霧に飲まれていました。
 また今度、だな。
 向陽台から、東へ向かうと、雨は降っていない。
 北海道は、地域のよって結構天候が違うことがよくあります。

 国設羅臼温泉キャンプ場に近づくにつれ、結構寒くなってきました。
 国設羅臼温泉キャンプ場も管理人がいるキャンプ場。
 オフロード仕様のバイクが沢山止まっています。
 このあたりの人達のライフスタイルも面白いなぁと思います。
 管理人さんは気さくで、いい人。
 「熊が出たって大丈夫、一人殺られるだけだから、アッハッハ。」
 という冗談を言っていた。
 実際、空砲での威嚇や、日々の生ごみの管理等で熊との棲み分け
 がされているので、さして心配は無い。
 十分、リスクテーク出来るレベルだと思う。

 無料、趣深い、良い泉質で有名な「熊の湯」に入湯。
 散々ガイドブックに「熱い」「水を入れてはいけない」
 「地元の厳しいオジサンが居る」
 と書かれているためか、却って地元の人も気を使われてて、
 好きなだけ水を入れていいよと言っていた。
 「いい温泉だから相互自助で使っていこうよという気持ち」を
 観光客とも共有したいというのが、本当のところだと思う。
 今夜も雨が降っていたが、放射冷却が無く、むしろよかった
 かもしれない。

3日目:国設羅臼温泉野営場-知床(ウトロ港)-網走-おんとね温泉
 国設羅臼温泉野営場から、ウトロにむかうには、知床峠を
 超えていきます。
 知床峠を超えると、雨はすっかり止み手付かず森の中に漁港が
 みえてくる。ウトロだ。
 ここから、知床岬までクルーザーで向かいます。
 クルーザーの出航は10時。それまで少し時間が有るのでウニ丼を
 食べます。
 2700円。
 うまい。
 今はムラサキウニのシーズンではないので、釧路から違うウニを
 仕入れているそうだが、うまかった。
 変なウニは出せないと拘りを持ってメニューに載せているだけ
 あって、満足しました。

 腹を満たした後は、知床岬へ向けて4時間のクルージング。
 知床半島は、世界遺産の地で道路も無いため、一般人は立ち
 入ることができないためです。
 48名定員のうち、40番目であったが、幸いにも2階席の端っこを
 ゲット出来ました。
 切り立った岩からなる半島。温泉が流れる滝、親子で浜辺をあるく
 親子の熊。
 殆ど人の立ち入ることの無い岬を見ることができました。
 
 遂に、日本にある14箇所の世界遺産の14箇所目に到達する事が
 出来ました。
 これで国内にある全ての世界遺産を訪れた事になります。
 北海道の知床から沖縄の首里城近辺まで全部です。
 数ある国内の世界遺産の中でも、知床はナカナカよいところだと
 思います。 
 
 岬から港へ帰る途中に、シーカヤックから転落して溺れていた人を
 救出したのを見れたのもとても貴重な経験でした。
 熊は97%の確率で見れるそうですが、溺れている人はそうそう
 居ないそうです。助かって良かったね。

 次に向かったのは、網走。
 網走と言えば、網走監獄。
 「極悪人が入っている最果ての刑務所」というイメージしかなかった
 のですが、昔ロシアとの政治状況が緊迫したときに、北海道の道路
 インフラを整備するために札幌-網走間に道路を突貫工事で作る
 必要が出てきて、そのために日本中の
 重犯罪を犯した囚人が網走に送り込まれた、というのがそのイメージ
 の要因でした。
 その突貫工事は、1年も掛からずに200km近い道路を開通
 させましたが、1200人のうち、200人もの囚人が死んでしまった
 という事で、
 「網走行くか?」が脅し文句になったのだなぁと理解できました。

 その網走監獄は、看守が警備しやすい放射線状に作られた牢屋の
 構造など建築的な視点からも興味深い博物館となっていました。

 また、網走には今でも刑務所が有るそうですが、B級クラスの犯罪者
 の監獄であり、昔ほどの強烈なイメージは無いようです。
 岐阜にも女子刑務所もあるけど、近隣住民はそんなに気にして無い
 様子ですしね。

 夜は、おんとね温泉のつつじ公園というキャンプ場でキャンプ。
 公園でキャンプはちょっとなぁとも思っていましたが、北海道の公園
 は、スケールが違っていて、レイアウト的にはなんら問題なく、
 快適に過ごすことができました。
 バイクで500mほど走ればホテルの温泉がありますし、コンビニも
 近くにあります。
 今年のスカイツーリングのキャンプは今晩までです。

4日目:おんとね温泉-旭山動物園-ニセコ
 キャンプ場を後にし、大雪山系の峠を超えて、旭山動物園へ向かいます。

 旭山動物園は有名ですが、確かによく出来た動物園だと思いました。
 何が凄いかというと、まず提供される情報量。動物の事をよーく
 知ることが出来ます。
 また、動物をありとあらゆる方向から見せてくれます。
 シロクマであれば、水中から、地上から地面から上から下から。
 それぞれの「動物のスゴいところ」を的確に捉えて、最適な魅せ方をする。
 動物園の本質的な使命に立ち返って、設計された飼育施設が
 素晴らしいと思いました。
 ただ、山の斜面に作ってあるので、計画的に見ないと結構疲れる。

 旭山動物園を出て、高速で小樽までぶっ飛ばします。
 3700円の高速代も構わんぜと思っていましたが、社会実験中で大半
 は無料区間に。850円の高速代で済みました。
 
 ニセコは、ホテル泊。15階の客室から、羊蹄山を眺めながらスパーク
 リングワインを飲み、ニセコ温泉に入りキングサイズのベットで
 たっぷり眠る。
 こんな、スタイルの北海道もなかなか乙なものです。
 

5日目:ニセコ-登別-夕張
 快適なニセコのホテルでゆっくりと朝食を取っていると、あっと
 いう間に10時。ちょっと遅めの出発をして、羊蹄山をくるりと回りながら、
 登別へ向かいます。
 
 登別では、地獄谷、多湧沼を見て、日帰温泉に入って、すっかり
 硫黄臭くなりました。 
 多筆するまでもなく、やはり登別の泉質はスゴい。間欠泉も面白いし。

 登別から今度は、夕張へ向かいます。
 夕張のホテルは昔の活気のあった頃にフラッグシップであったと
 思われるホテル。とてもいい感じのホテルでした。
 夕食のバイキングも努力している気持ちが伝わってきたので、応援
 する気持ちも含めて、売店で夕張メロン熊のマグネットを3つも買いました。
 ここも温泉付だったので、今回の旅では毎日温泉に入れました。
 
6日目:夕張-新千歳-羽田
 夕張を出発し、新千歳へ向かいます。
 
 千歳には、サーモンパークという道の駅があり、さけの遡上が見れます。
 更にイカ焼きを食べて、満足して空港へ向かいます。
 空港では、サクっとバイクを預け、アウトレットへ向かいます。
 しかし、アウトレットからはお目当ての店が撤退していてがっかり。
 気を取り直して空港へ戻り、プレミアムクラスの空席を見つけアップグレード。
 しかし、大都市と主要地方空港を結ぶANA便のプレミアムクラスは結構
 埋まるんだなぁという感想を持ちました。

 飛行機内では、軽食とノンアルコールビールを食していると、
 機長から
 「東京は雨で発着間隔を開けて運営しているので、福島上空で
 クルクルします。」
 とのアナウンス。
 まぁ、プレミアムクラスの席だしまあ良いかと思っていましたが、
 着陸すると、確かにスゲー雨。
 ・・・そうだ、バイクだった。。。現実に引き戻されます。
 傘はバイクと一緒にコンテナの中で手元に無く、すぶ濡れになりながら、
 貨物地区へ向かい、ずぶ濡れになりながら家まで帰ることになりました。
 
 今回は雨も多かったですが、アクシデントも無く、無事帰ることが出来たので
 良いスカイツーリングでありました。

2010年9月18日

歯科における健康保険の課題と自由診療

羽田空港なう。新千歳行きの飛行機の搭乗待ち。
今年もいくよスカイツーリング!


さて、前回、歯の定期診断について記載しました。
今回は、なぜ歯の定期診断が有益であるにも関わらず、
浸透しないのかについて書きたいと思います。

まず、日本人の歯の健康についての考え方は、虫歯に
なって痛くなったら歯医者へ行くというのが一般的だと
思います。

Kawaの場合、今の歯医者に通い始めた時点で、虫歯
の治療跡が17本でした。
28年間で17本が虫歯になって、その都度治してきた
ことになります。
多いな、と感じましたが、統計的な観点から見ると、
同年齢の平均治療本数は、18本。
実は、平均よりはマシだった事が分かり、逆に驚きました。

虫歯は、定期健診を受けて、問題発見や磨き残しの多い
箇所を確認して、都度リスクを
排除していくことが出来れば、発生本数を減らすことが
出来ます。

ではなぜ、歯の定期健診が浸透しないのかというと、

儲からないから。
ビジネスにならないから。

健康保険は、治療行為には手厚く、予防診療にあたる
内容には手薄な配点になっています。
例えば、ブラッシングの練習は保険適用範囲ですが、
時間が掛かるわりに、診療点数が低く180点。
1800円にしかなりません。
仮に、45分かけてブラッシングの練習をしても、単純
計算で2400円/時間の売上しか上げることが出来
ませんから、人件費が大半を占める業種である歯科
では採算を良くする事は難しいでしょう。

大掛かりな虫歯治療を避けるためには、日々の
ブラッシングと、定期的な検診が必要にも関わらず、
「歯の検診」という制度は日本には無く、結果的に
いかんともし難い状況になってから歯医者に向かう
人が大半となる訳です。

成熟した社会となった今、医療費を削減していくためには、
「治療保険」としての側面だけではなく、
「予防保険」の側面を持たせることが大切だと考えます。